バレンタインデーには本当に色々なチョコレートを目にするようになりました。そして最近ではチョコレートは美味しいだけではなく体にもよい、ダイエットなども期待できると言われています。それも含めて健康効果についても見ていきましょう。
チョコレートは太るor太らない
チョコレートが大好きな女性は多いと思いますが、気になるのはカロリーです。チョコレートといえば糖質や脂質が多く含まれています。いわゆる高カロリーな食べ物です。一見”チョコレートは太る”と思われがちですが、意外にも太りにくい食べ物なのだそうです。
チョコレート自体の摂取ではそれほど太る事はないのですが、市販のチョコレートの中には砂糖が沢山含まれているものが多いので、選び方を間違えると太ります。逆にいうと、選び方が正しければ健康的にチョコレートを摂取することができる上に太る事も気にせず食べられます。
市販のチョコレートの成分表示を見た事がありますか?
メーカーにもよりますが、一般的なミルクチョコレートの板チョコ1枚70gで約390kcalもあるんです!これはケーキ1個分に相当するカロリー。ちなみにご飯だと茶碗1杯で役250kcalなのでそのように比較すると恐ろしい熱量ですね。なんと、市販のチョコレートはほとんどが砂糖だったのです!!チョコレート味の砂糖を食べているようなもの。
しかし、よく見るとカカオも含まれていますね。このカカオに含まれるポリフェノールという成分がどうやら体に良い働きをしてくれるみたいなんです。
チョコレートにはこんな驚きの効果が期待できる
カカオそのものは健康的な食材です。チョコレートに含まれるカカオマスという成分はカカオの豆を発酵・乾燥させたものをペースト状にしたものです。カカオマスからココアバターがとれるのですが、それがチョコレートの原料となります。そして、このココアバターの主成分のステアリン酸というものは体内への吸収率が低いと言われています。他の種類の脂肪を摂取するよりも太りにくいのです。また、コレステロールを下げる効果も期待されています。
そして何と言ってもカカオに含まれるポリフェノールは抗酸化作用に優れた成分でアンチエイジングの効果が高いとも言われています。それに加えて、チョコレートには植物繊維も豊富に含まれていますので便秘予防効果もあり、最近では乳酸菌などの腸内環境を整える菌を増やしてくれるとも言われています。
こんな嬉しい効果が期待できるチョコレートですが、ダイエットの手助けもしてくれるようですね。チョコレートを使ったダイエットなんてどうやってやるのでしょうか?早速みてみましょう。
チョコレートダイエットのやり方
チョコレートダイエットのやり方は簡単です。1日3回合計で50gのチョコレートを食べるというものです。50gとは板チョコのおよそ半分の量になります。これを3等分して食事の前に食べましょう。とは言ってもチョコレートはカロリーは高いので食べ過ぎないように注意することと、食事は栄養バランスを心がけて腹7分目を基本に3食しっかり食べてください。
そして、重要なのは選ぶチョコレート。
市販のものの中でカカオ含有量が70%以上のものを選ぶようにしてください。高カカオチョコレートは少し前からブームになっているようなので、各メーカーから販売されていて今では手に入りやすくなっています。
まとめ
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールという成分はダイエットを経験したことのある方の多くが感じるストレスを緩和してくれる働きもあります。また、カカオの香りはやる気を起こさせる効果も実験でわかっているようです。
大好きなチョコレートを食べながらのダイエットなんて嬉しいかぎりですね。しかし、高カカオチョコレートは一般的なチョコレートよりも少し独特な味わいです。ダイエットを始めるにはまずは味を確かめてから行うことをおおすすめします。